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15日目の概略

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コメント: OaklandからI80へ入り、TOLL GATE前の超渋滞を何とか乗り切りBay Bridgeを渡る。美しいDowntown San FranciscoのSkyscrapterを横目にSFO Airportへ。Hertzでこの旅の相棒MAZDA6に感謝、そして別れを告げて空港内へ。昨日の英国でのテロ未遂事件以降、警戒レベルは"High"に。厳重なセキュリティチェックを受けJL001に搭乗。無事に帰国。 出発:Oakland 到着:SFO Airport 走行距離:35.0miles(56.0km) 通過州:CA 給油:0回 合計走行距離4235.0miles(6776.0km)

14日目の概略

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コメント:午前中はPalo AltoにあるStanford Universityへ。ここから数多くのITベンチャー企業が生まれた米国でも有数の頭脳が集まる大学。シリコンバレーのインキュベーター的存在でもある。午後はOaklandに移動、A'sとDevil Raysの試合を観戦。鮮やかな緑の芝生が映える球場でのベースボール観戦は最高であった。 出発:Palo Alto 到着:Oakland 走行距離:53.4miles(85.4km) 通過州:CA 給油:0回 見学場所:Stanford University, McAfee Studium@Oakland モーテル:知人宅に宿泊

メジャーリーグ観戦:A’s vs Devil Rays

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 今日は、スポーツ第2弾。 オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics) と タンパベイ・デビルレイズ(Tampa Bay Devil Rays) の試合観戦。I880を北上し、やってきたのは マカフィー・コロシアム(McAfee Coliseum) 。以前はネットワーク・アソシエイツ・コロシアムと呼ばれていた球場だ。  自動車を駐車場に停めて当日券購入の列に並ぶ。窓口で内野席をリクエストすると一塁側のを用意してくれた。今日は3連戦の最終日。天気はまさに快晴のベースボール日和。さらに日曜日とあって観客席は満員の盛況。A’sのユニフォームの緑と黄色でスタンドがいっぱいになっている。  青い空の下、まばゆいばかりの日差しが降りそそぎ、フィールドの芝生が鮮やかな緑に輝いて美しい。”カツン”と乾いたバットのボールをはじく音。それに呼応して球場に響く歓声。何でメジャーリーグの球場はこんなにいい雰囲気なのだろう。ビール片手にホットドックをほおばり、シートに座って観戦しているのがなんとも言えずに幸せなのだ。  目の前で繰り広げられるプレイを観ながら フィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams) の「ここは天国かい?」という台詞が頭に浮かんできた。フットボールはアメリカのパッションの体現だが、ベースボールは観る者を幸せにするものなのだ。  主人公のレイ・キンセラが農場を担保として、今まさに奪い取られてしまうシーン。チャールズ・マンがレイに語りかける- 一人20ドル。 みな当たり前のように払うよ。 金はあるが心の平和がないのだ。 彼らはここに座る。すばらしい天気の午後、シャツ姿で。 子供の頃、そこから自分たちの英雄を応援した。 そして試合を見る。 皆やってくるよ。 長い年月変わらなかったのは、野球だけだ。 本当にそうだ。野球はアメリカという国を形づくってきたひとつなのだ。 フィールド・オブ・ドリームス フィル・アルデン・ロビンソン ケビン・コスナー エイミー・マディガン  試合は2回にDevil Raysがヒット2本で1点を先制した後は、7回までは息の詰まるような投手戦。しかし、観客は焦らない。基本的にA’sは後半キャッチアップ型のチームだからだ。期待して観ているとやはりそのとおりになってきた。7回裏、ランナーを一人おいて5番Chavesの打っ

Stanford University再訪

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 今日も比較的ゆっくりとおき、10時にMotel6を出発。Oaklandでの試合は13時からで、Never Lostの計算によると、30分程度で球場に行けそうなので、昨日行く予定でいけなかったスタンフォード大によってから行くことする。スタンフォードまではモーテルから約3マイル。近すぎる。   スタンフォード大学(Stanford University) は、いわずと知れた全米屈指の西海岸側の大学で、シリコンバレーと呼ばれる地域、Palo Altoにある。有数な頭脳をもった人材を数多くかかえ、Yahoo!やSun、Intel、HP、Cisco systemsなど、数多くのベンチャーカンパニーが生まれたインキュベーター的存在である。Googleもそのひとつで、今では頭抜けた存在として君臨していると言えよう。僕は2000年にこの地を訪問した時にはGoogleを知らなかった。今回は、さまざまなGoogle本を読んでここに来ている。この地に立つと、この柔らかい日差しの降りそそぐカリフォルニアの空の下、アカデミックなたたずまいの建物がならぶこの最高の環境の裏で、時代を動かす刺激的なテクノロジーが新たに出てきていると思うと、ただただすごい大学としかいいようがない。  キャンパスの正面に位置する有名なオーバルの道路の中の芝生では、柔らかい日差しの下、学生が楽しそうにバレーボールに興じている。建物には長い回廊がぐるりとその暗さと外の日罪の明るさのコントラストが何ともいえない雰囲気を醸し出している。噴水がさわやなか水音を奏でている。とてもいい環境。こんなところで勉強できる人って言うのは幸せですな。  まあ、しかし、く キャンパス は広い!広すぎる。スタンフォード大の キャンパス の広さは全米屈指だそうで、その広さは8180エーカー。甲子園球場約830個分だそうだ。そんな広さなので当然、移動手段は自動車か自転車だが、やっぱりこんないい環境なら自転車がいいよね。ちゃんとヘルメットをかぶってロードバイクのペダルを踏んで、学生が颯爽と駆け抜けていく姿はただただカッコよすぎる。何でこんなに絵になってしまうんだ。  しばしキャンパスを散策してからキャンパス内にあるスタンフォードブックストアにいく。スタンフォードカラーであるカーディナル色は何ともいい色。今回また服を買ってしまいました。ミーハーです。

13日目の概略

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コメント: Sillicon ValleyのITベンチャーカンパニーを観て回る。Computer History Museumは昔からの計算機を保管展示したMuseum。Tourでのスタッフの説明はとてもていねいでわかりやすい。こういう施設をきちんと作っていこうという姿勢にこの地域独特の文化性というか風土を感じた。 出発:South San Francisco 到着:Palo Alto 走行距離:96.1miles(153.8km) 通過州:CA 給油:1回 見学場所:Google, Computer History Museum, Yahoo!, Apple モーテル:Motel 6

Palo AltoのMotel6に泊まる。

 あっという間に今日も7時を過ぎてしまいました。  今日は、Palo AltoのMotel6に宿泊。$49.99+TAXで$54.99。South San FranciscoのMotel6との価格差にビックリ。同じ系列でも場所が違うとかかくもずいぶん変わることがわかりました。しかし、部屋の大きさはこちらの方が大きいかな。部屋の雰囲気はほとんど同じだけれど。Motel6はシンプルで私は好きです。  近くのMacDonaldを探してまたもやアジアンサラダとクォーターパウンダーを夕食に。 Anchor Steamを3本。  Discovery ChannelでSexの特番をやっていて、これがなかなか興味深かった。何より大真面目に研究しているところがいい。キスが性欲を高めるプロセスを説明したり、男女の被験者が抱き合ったまま(いわゆる結合したままだ)、MRI(みたいなもの?)に入れられて、結合部の映像を撮影され、それを学者が解析したりしている。何ともいえないです。

Apple訪問

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次にSaratogaにあるAppleに行く。ここもがらがら。

Yahoo!訪問

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 14時過ぎ、遅い昼食をとって次にYahoo!に向かいました。これも車ですぐのことろ。アメリカの距離感覚ならば、Googleは"お隣さん"ぐらいに捉えてもいいのでしょう。Yahoo!も今日はがらがらでした。

Computer History Museum見学

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 次にYahoo!に行く予定でいたが、他に何か見に行くところがないかなと、何気なくNever Lostのローカルアトラクションを見てみる。とすぐ近くに「Computer History Museum」というのがあるではないか。早速そこを指定しドライブ再会。ただすぐトイレに行きたかったので、目的地の道路を隔てたところにあるStarbucksに立ち寄って休憩。  Computer History Museumは、以前より活動はしていたようだが、現在の建物のように大規模なエキシビションができたのは2002年らしい。入場料は無料。カウンターに行くと、色々と説明され、"グループのツアーに参加しても自分一人で見ていっても好きにしていい"と言われた。ホールに入っていくと、たまたまガイドが訪問者グループ12,3人を前に説明をしている。ちょっと耳を傾けていると、どうやらそのガイドの人の説明を聞いた方が良さそうなので、そのグループに合流。こちらで言えば学芸員と言っていいだろうか。そのガイドの方の説明はとても流ちょうで、かつ深い造詣さを感じる、方であった。  ここには、寄贈されたり、復元されたりした、計算機が年代ごとに順に並べられている「ストレージ」なのだ。古くはそろばんや計算尺も展示されており、チャールズバベットの計算機やENIAC、エニグマがあり、HDの初期のもの(ものすごくでかい)があり、そしてCRAYがあり…と計算機の発展の歴史がよくわかる展示であった。もちろんガイドの人の説明が非常にスムーズでわかりやすいものであるからなのだが。  目を引いたのが、Googleの創業者であるサーゲイブリンとラリーペイジの2人がGoogleの初期のデータセンターとなるお手製のサーバ。本で読んだ、Googleのデータベースマシンとはいうのはこれなんだといたく感動。  他、ガイドの人の懇切ていねいな説明を聞きながら観て回ったら、丸々2時間を過ごしました。しかし、このミュージアムはとてもいいものでした。一見いや必見の価値がありますね。機会があれば是非とも行ってみるといいと思います。それにしても、アメリカは計算機の発展の歴史は自分たちの重要な文化として捉え、こうやってしっかりしたミュージアムを公開しているのだから、やはりさすがとしか言いようがないです。有能な技術者が次々と生まれるという

Google訪問

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 11時前にSouth San FranciscoのMotel6をチェックアウト。今日はシリコンバレーにあるベンチャーカンパニーまわり。最初は Google 。ナビに住所を入力すると30分もしないで到着。土曜日ということもあって道路はがらがら。いわゆるGoogleキャンパスも働きに出ている人はそう多くないようで駐車場はがらがら。 車を止めて、ふらふらとキャンパス内を散策。ビルの中には従業員でないと入れない(当然)。ただ、 Google Earth で上空から見たキャンパスが、目の前で見るとこういう感じに見えるのかぁと感激。ガラス越しにオフィスを垣間見ると、卓球台があったり、バスケットゴールがあったり、中庭にはビーチ(ではないがサンドが敷かれている)バレー場など、さすがGoogleという遊び心が見えました。  ちょうどお昼時に行ったので、中庭ではGoogle本で紹介されていた豪勢なランチの用意の最中。白いテントを張り、中のテーブルにはこれから豪勢な食事が並ばれるような感じでした。うらやましい。またFoo campというイベントがあるようで、パスをぶら下げている人が何人かいました。参加できたらいいなぁと思ってしまいました。しかしどうやったら?  Google散策を終えて、こういうところでインターネットの検索技術をを大きく変えたテクノロジーが生まれたのだと思うと、本でかじったGoogleの雰囲気がさらにリアルになった感じを受けました。

12日目の概略

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コメント: San Simeonを10時過ぎに出発。シーニックルートであるCA1のワインディングロードを進む。3時間をかけてようやくCarmelに到着。給油をした後、CA101に乗り換え、一路South San Francisocへ。16時にCandlestick PointにあるMonster Parkへ。初めてNFLの試合49ers vs Bearsを現地観戦。プレシーズンゲームではあったものの満足の行く49ersの快勝に終わる。 出発:San Simeon 到着:South San Francisco 走行距離:213.3miles(341.3km) 通過州:CA 給油:1回 見学場所:Monster Park@Candlestick Point モーテル:Motel6

NFL preseason game SF49ers vs Chicago Bears

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 15:30にSouth San FranciscoにあるMotel6にチェックイン。税込み$89.84でした。都会に近づくと同じモーテル系列でも価格が高くなってきますね。しかし、施設は綺麗です。  ついに念願の現地でのNFLの試合を観戦。ちょうどプレシーズン第1戦San Francisco 49ers vs Chicago Bearsです。会場は49ersのホームであるMonster Park。 WILL CALLでチケットを購入 して観戦しました。今年、サンフランシスコは球団創立60周年。記念すべきシーズンです。  初めての Monster Park に、しかも車で行くので、ちょっと不安ではありましたが、これもNever Lostがしっかりと誘導してくれました。ありがとうNever Lost! 到着は16時ちょっとまえ前。試合は19時からなので、時間がかなりあるのだけれど、スタジアムの周辺の雰囲気も含めじっくり味わいたかったので、早すぎることはなかった。しかし、駐車場がだだっぴろ広い!ただ、駐車場に入場する時になんと!$25もとられた。これは高すぎ。まあいいや。  とにかく球場駐車場に入り、ゆっくりと車を走らせて適当な駐車スペースを探す。辺りでは、Tailgate Partyをやっている。いい雰囲気だ!Staffに聞いて WILL CALL の場所を教えてもらう。まだ並んでいる人はそう多くなかったが、16時から販売する予定だったらしい。実際は15分以上も遅れた。しかし、念願のTicketゲット!  しかし…ベイエリアは寒い!夏の晴天なのに、ベイエリア独特の強風もあって体感気温は60F(17度ぐらい)もなかったのではなかろうか?半袖でも大丈夫かと行ったのだが、とても耐えられそうにない。なので、セールをしていた$10のlongsleeveTシャツを買う。それと5times SuperBowl Champの記念キャップも。こちらは$30。  スタジアムは厳戒態勢。9.11以降、国内でのテロに警戒して、このようなイベントでの警備体制が厳しくなっているとは聞いていたが、たしかにそう。5時から開門だったようだが、その前に各ゲートでスタッフの打ち合わせをしていて、チーフが大声でスタッフに注意事項を確認していた。警戒ランクが「厳しい」になっている(しかし、厳しいのはどうやらその

San Simeonから海岸沿いのドライブ

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 San Simeonから10時に出発。3時間あればSan Franciscoにつくだろうと予想。海岸線をドライブしながら行こうと思ったのは大きな間違いだった。海岸線の1号線はアップダウンやワインディングが激しく靄がかかった海岸や切り立った崖など景観も楽しめるのでドライブとしては最高のルートだ。  が、今はSFにつくことが最優先。しかし、行けども行けども距離が稼げない。Big Sirを越えCarmelについたときには、すでに3時間が経過していた。ここで急遽101を使いSFへ直行するルートに変更。目標地点であるSouth San FranciscoのMotel6には結局15時過ぎに到着した。

11日目の概略

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コメント: Barstowを出でて、いよいよ"夢の"カリフォルニアへ。L.A.に差し掛かる頃には激しい通勤ラッシュ。危うく事故に巻き込まれそうになりながらも、何とかSanta Barbaraへ。Pismo Beachはにぎやかなロコサーファーの町。San SimeonにあるHearst Castleは贅の極みを尽くした「新聞王」の住まい。モーテル併設のバーでは、この地の生産しているワインを満喫。 出発:Barstow 到着:San Simeon 走行距離:387.7miles(620.3km) 通過州:CA 給油:1回 見学場所:Pismo Beach, Hearst Castle モーテル:Motel6

Motel6に併設されたBarで、この土地のワインを飲む

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 San SimeonのMotel6はこれまでのMotel6とは違い、ちょっと高級感がある。値段も$71.93。Harst Castleから3マイルほどのエリアにはモーテルが5,6軒集中しているが、後はCambriaまでしばらく車を走らせないとない。  そんな訳で、結構この辺のモーテルは客の入りがよさそうだ。予定通りここに部屋をとろうとしたがsmokingしかないとのこと。時間も時間だし今日はOKとした。チェックインをしていると隣にBar&Grillが併設されているのが目にはいった。今日はここで夕食を取ることにしよう。  まずは軽くビールを一杯。食事が注文できるらしいので、ローストビーフにサラダ、ワインを頼んだ。とてきぱきとした若いバーテンダー、自分のお気に入りのワインということで、Edna Valley Pintoをすすめてくれた。飲んでみると…うん!うまい。なめらかな舌触りと、ほんのりとしたオークの香り、こくが違う。ここで夕食はまさに正解!雰囲気もいいし、今までのジャンクフードな生活とはぜんぜん違う世界。  その後、Summerland Syrah,Barnwood Caberne ,Wild Horse Zinと4種類のワインを満喫。食事とお酒あわせて$42。これだけ満喫できて、そう高くはないんではないですか、この値段だったら?  この旅、一番の夕食でした。

Hearst Castleは贅沢の極み

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 今日泊まるのはSan Simeonの予定。近くにあるということで Hearst Castle に行ってみた。この城はかの有名な「新聞王」ハーストの作った夢の豪邸である。車で走りながら近くに来たので探すと山のてっぺんに城みたいなものを発見。あれか?でもナビの表示されている距離からすると遠すぎるなぁと不思議に思いながら目的に到着。そこは大きな駐車場の用意されたHearst Castleビジターセンターだった。エントランスにはiMax Theaterののぼりもある。ここはかなりの人気スポットだとぴんとくる。時刻は15時過ぎ。とりあえずはいってみよう。  ビジターセンターの中は、かなりの人の賑わい。歩きながらチケット売り場を見つける。値段はいくらなのかなぁとキョロキョロしていると窓口のおばちゃんが「あなた、どうぞ」と声をかけてくれた。近づいていって「一人お願いします」と言うと、「24ドルです」。げっ何でこんなに高いのだ?と思うと、どうやら城の中を巡るツアー料金が含まっているかららしい。…まあ話のネタにいいか、と納得し、チケット購入。 「どれにする?」みたいなことを聞かれたので、よくわからいまま「どんな種類のがあるんですか?」と聞く。「初めての方?15:30のツアーがいいわよ。25分にはゲート1に行って」とチケットカウンターのおばあちゃんが説明してくれた。どうやら、一定時間おきにツアーバスがスタートするシステムになっているらしい(後でサイトを見たら、ツアーには5種類あって自分が参加したのはexperience tour。初めての来場者にお勧めのツアーらしい)。ゲート?何?と思っていわれた場所へと向かうと3つのゲート(バス待合所)があって、どうやら、そこからバスに乗って城に向かうようなのだ。ということは、車から見た山のてっぺんの建物がやはりそれのようだ。  バスに乗車すると、ほぼ満席。運転手がエンジンをかけて城に向かい始めると、車内アナウンスが流れ始めた。ハーストという人物や城についての説明、城内でのマナーについて…等があり、終わりにiMax Theaterも見ていってくださいと締めくくった。確かにチケットにはシアターの入場料として$6のチケットもついていた。  長い、長い山道を登り10分ほどかかって城に到着。出迎えてくれたのは、この城のツアーガイド。彼女に連れられ、城の中を

サーファーの町Pismo Beach

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 気がついたら、今回の旅で初めてガスの残りがEmptyに近い状態。Pismo Beachをオーバーランしてしまったのですぐ先のSpygrassのChevronで給油。ここはショップがしまっており、完全カードによる給油制になっていた。ダメ元でやってみるとクレジットカードを認識した。今回で2回目のカードによる給油!  一安心でPismo Beachへ出発。3mlぐらい戻る格好。ところで地球の歩き方にのっていたPismo BeachにあるSplash Cafeで昼食をとろうと思っていた。カリフォルニアのこの辺クラムチャウダーが有名なのだが、この店は値段が比較的安いにもかかわらずなかなかの味だそうで。  しかし、まず町にはいるところから、車も多いし、ロコサーファー風の人も多い。かなりにぎやかなスポットだと言うことがわかってきた。Never Lostに誘導されお目当ての店までくると店の前には行列が。この店は"行列の出来る店"だった!ので、昼食をここでという目的はあっさり放棄。車を駐車して目の前に見える桟橋へと向かってみる。  L.A.の方のビーチは燦燦と日の光が降りそそぐだろうに、北上したここPismo Beachは空は暗いし、海と空の境は靄でぼんやりしている。それでもたくさんの人が泳いだり、サーフィンをしたりしている。はたして寒くないのだろうか?桟橋の先端の方では、釣りをしている人がたくさん。こちらの桟橋の木はとてもがっしりとして、太い。アメリカは何でもでかい。

Santa Rosaのワイン畑

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  Santa Barbara から Santa Rosa ぐらいまでのこの地域は、 ナパ・バレー と並んでカリフォルニアのワインの産地である。  また、この地は Sideways の舞台でもある。L.A.で国語教師をしている小説家志望の中年マイルスが、結婚を1週間後に控えた大学時代からの悪友ジャックと連れ立ってワイナリー・ツアーとゴルフ三昧の気ままな男二人旅を企てる。マイルスは離婚の痛手からまだ解き放たれていない。が、この地で出会ったマヤというワイン通の魅力的な女性が現れ…中年クライシス真っ只中の自分は、このマイルスに妙に共感してしまう。  この地がワインの産地であることは知っていたものの、実際にここのワインは飲んだことがない。日本にもあまり輸入されてきていないのではないだろうか。いくつもの丘陵にワインブドウの列が美しい。ワイン畑で作業をしている人の姿も目にした。今回は時間がないから畑を眺めて通り過ぎるだけ。今度来たときには、ぜひこの地域のワイナリーめぐりをしたいものだ。また、この辺には Mission(修道院) も数多くある。Missonめぐりもあわせてやるといいかもしれない。  14時半、SantaRosaのバーガーキングでおそい昼食。

Santa Barbaraはトイレ休憩だけ

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 何とかL.A.の中心部を抜けると、Santa Barbaraに向かうCA101になった。交通量がだんだんと減ってきた。見覚えのあるようなカリフォルニア特有の山並みを見つつ進みSanta Barbaraについに到着。着いたのは10時過ぎ。Barstowを出て2,3時間の予定が、ノンストップにかかわらず4時間もかかってしまった。とにかくトイレに行きたい。渋滞の影響もあって時間も予想外にかかってしまったので、もうかなり厳しい状態。野球場のそばに公衆トイレがあったので、そこで用をすますと、とりあえず景色だけ車中から見て、再びCA101にのっかった。

L.A.で危機一髪!

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 6時15分、Barstow出発。  Motel66のおじさんが、出がけに"Have a Good Trip!"と声をかけてくれた。"Thanks!"。  I15をL.A.に向かってひたすら進む。夢の西海岸はもうすぐだ、などと期待に胸膨らませながら、車を走らせる。San Bernardinoの付近に来ると急に車の量が増えてきた。ちょうど8時に差しかかる頃で、通勤ラッシュの時間だ。L.A.に向かって突き進むたくさんの車。今まで田舎道(といってもハイウェイだが)の交通量の少ない道路を走ってきたので、割と快適にドライブしてきたわけだが、ここからはちょっと気をつけなければならない。何しろ70マイル近くのスピードで、大量の車が5車線で高速レーンチェンジをしたり、インターセクションで合流してき、Exitに抜けていったりするのだから。今までは、急ブレーキなどしなかったのだが、このLAに入ってきてから、幾度も急ブレーキを踏むことに。なれていないととても怖い!危険地帯だ。Never Lostの案内をきちんと聞いて早めの心構えをしないといけない。事故らないように気をつけなくては…。そう思いながら、細心の注意をしながら走っていたその時、それは突然起こった。  5車線の最左レーンを走っていると、突然フロントガラスに衝撃が走った。"ババババババッ!"。びっくりして何がおきたのか、よくわからず、雹(ひょう)か何かが降ってきたのかとあたりを見渡した。しかし、そんな兆候は無く、フロントガラスは無数の当たった後が残っている。  と前の車がスローダウンして左の路肩に待避した。僕はその横をスピードを落として通りざまに、その車を見た。何と後部座席右側のガラスが完全に吹き飛んでいるではないか(何であんなところが割れるんだ。中で銃でも撃ったのか?)。フロントガラスに降ってきたのはその割れたガラスの粒だったのだ。フロントガラスをよぉく見ると、あたかも散弾銃があたってかのように、そこら中に傷がついている。巻き添えを食ってフロントガラスが砕け散っていたらどうなっていたか…。メテオクレーターじゃないんだからやめてくれよ。しゃれにならない。

10日目の概略

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コメント: Williamsを出て、Historic Route 66を走る。SeligmanはHistoric Route 66保存の発祥地。Kingmanを抜けて、不毛な荒野にまっすぐに伸びるI40を進む。Newberry Springでハイウェイを降り、打ち捨てられた町が点在する中、着いたところはBagdad Cafe。ひと時を過ごした後、Barstowの懐かしいMotel66へチェックイン。 出発:Williams 到着:Barstow 走行距離:338.4miles(541.4km) 通過州:AZ, CA 給油:2回 見学場所:Historic Route 66, Bagdad Cafe モーテル:Motel 66

Barstowに到着

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 Barstowはとにかく暑い!109Fだよ。40℃越えているよ。まずはChevronで給油。ガスが今までで一番高い。1Galonあたり$3.7XXだった。びっくり。まあ仕様がない。  いよいよ今日泊まるモーテルに行くだけだ。ここは6年前にDeath Valleyドライブの折に来た町だ。何かしら大きい町だな、という印象があったけれど、今回はそんな感じは微塵もしなかった。Never Lostで狙ったモーテルは、Chevronを出てすぐだった。近づいてくると、もしかしてももしかして。やっぱり6年前に泊まったMotel66だった。そういえば、カウンターのおじちゃんも同じ人のような。  このモーテルは安い。今までの中で一番安い税込み$39.32。安いからといってまわりに危ない雰囲気はないし、何より寂れた雰囲気は6年前に来たときそのままである。時間が止まっているというのはまさにこのことだ!エアコンはなく、扇風機しかないけれど、日が暮れれば、涼しくなるこの地域だから、全然問題はない。  荷物を下ろすと、近くのスーパーで氷を買ってきて、昨日のシエラを冷やす。アリゾナからカリフォルニアにはいって、時差のことを考えたが、アリゾナは夏時間を使っていないので、結局時計の針はそのままでよかった。  昨夜はホワイトソックスのさよならホームランで幕を閉じたNY-CHI。今日はランディ・ジョンソンが6回までパーフェクトピッチング。7回には2点をとられ7-2となったが御役御免で交代。8回裏には井口が見事ソロホームラン!イチローほどに目立たないものの井口はシュアーなバッターとして認知されている。試合はホワイトソックスが追い上げたが7-6で惜敗。おおいに盛りあがっていました。  アメリカのTVはとにかくチャンネル数が多い!おまけに時差地域によって、番組放送日が変わる。途中からわかったのだが、今日見ていたキルステインダンストのチアリーダーの番組は昨夜と「同じ」回だった。まあ、かわいかったからいいけどね。

Bagdad Café

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 WilliamsからBarstowまでの道のりは意外と長い。6時間近くかかるのだ。Newberry springはBarstowの30分手前に位置する。Newberry springのExitを降りて、とりあえずずっと進むが、特に町らしきものはない。この辺はすでにゴーストタウンだというが、まあそうだろう。注意深く道路の両脇を見ながらゆっくり走っていると、右手にの看板を見つけた。At Last!危うく通り過ぎるところを急いで反転、駐車する。15時半。ここがあの映画の舞台にもなったBagdad Caféだ。  そのまま中に入ってみる。はるか昔に映画を見たせいか記憶が薄れている。こんな感じだったっけ?Caféの中は、予想以上に人でにぎやかだった。「座ってもいい?」というと女主人は「どこでも空いているとこに座って」と。とても気さくな印象を受けた。名前はAndorea。席に座ってメニューをみる。今日はいままで昼食をとっていないのだ。せっかくだから、ここで食べようかと、メニューを見ていると、突然、大量の人がやって来た。どうやら観光バスでここに来た一群らしい。カフェのトイレを借り、店内の写真を撮り、あるものはドリンクを頼み、30分は動く隙間もないほどの大変なにぎわいになった。  彼らが去っていくと、店内はまた穏やかな空間に戻り、僕はスプライトとチーズバーガーを注文した。僕の隣にはカップルが座っている。2人はAndoreaと話を始めた。やがて僕のその会話の中に入っていった。  20分もしない内にまた別の観光バスの一群が入ってきた。フランスからの旅行グループらしい。どうやらここは観光名所になっているらしい。これだけぽつんとしたところにあるのにね。びっくり。それでもAndoreaは、たくさんの人ごみの中で、てきぱきと、それでいて誰にでも気さくに声をかけていく。  でも、僕と横に座っていたカップルは集団が去るまでずっと辛抱強くカフェにいた。2人はちょっと雰囲気が違うカップルであった。カメラもEOS5Dだったかな、を持っていた。彼らがAndoreaとの会話に耳を傾けると、Andoreaは2002年に夫を亡くし、息子さんも亡くしたらしい。そんな話をしているAndoreaの顔には悲しみをたたえていた。それでもこの店を切り盛りしていくなんてことを言っていた。そんな気丈なAndoreaに2人も僕

Arizonaはやっぱり暑かった!

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 Williamsでは、拍子抜けするほど快適な陽気だったのが、Seligmanを越えるころから気温がぐんぐんと上昇。車の温度計が80,90,100と進み、ついには103Fまで進んだ。風景はUtahの赤い大地とはまた違って、ただ暑く不毛な大地が広がるという印象だ。これまたHistoric Route66の旅情たっぷりのKingmanを通過。  西へ西へと進んだ開拓者たちが目の前に広がるこの不毛な光景を見た時に、はたしてこの先に自分の未来の園はあるんだろうか、と絶望をしたかもしれないというのは想像に難くない。僕だって明日いよいよ西海岸を目にする予定だとは今のところ想像も出来ない。

Historic Route 66

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 Williamsを発ち、I40のSeligmanのEXITを出ると、そこからはHistoric Route 66だ。アスファルトの裂け目を埋めた一直線の道が続く。Seligmanは大きな町ではない。が、Historic Route 66にあこがれる旅行者たちのためのみやげ物店が2軒ほどある。どちらの店も1960年代の香りをいっぱい放ったつくりをしている。街並みとしてはWilliamsの方が規模が大きいし、古えの雰囲気を残しているかな。汽車の駅もあるし。  それでもこの町はHistoric Route66を保存しようという活動が始まった町である。こういう地に住まいを構え、この道を大切にしている人々がいるというのはすごいことだ。  ここでRoute66の名を冠しているCDを1枚買った。それをかけながらBarstowまでのドライブだ。

Williamsの朝

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 6時頃から、汽笛の音がする。アメリカの列車は遠くにまで聞こえるように大きな音で、何回も何回も汽笛を鳴らすのだろう。だだっ広い土地に汽笛が鳴り響くっていうのは、何ともいえず情緒がある。気持ちがものすごくゆったりするこの土地。追いまくられるような仕事ではない、生活にスピード求めない、ゆったりとした世界。  8時ごろモーテルのカウンターにコーヒーをもらいに行くと、そこにいた老人客たち気軽に話しかけてくれた。「鍵はそこへドロップすればいいのよ」。ここにいる人たちは皆親切でいい。変に気を使わないでも自然とコミュニケーションが生まれる。もっと英語がうまくしゃべれたらな、とこういう時に思う自分。

9日目の概略

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コメント: Yavapai Pointへ日の出を見に行く。チェックアウト後、バックパックに飲料水、食料を詰め込み、Bright Angel Trailを敢行。断崖を下りIndian Gardenまでの往復約30kmのトレイル。下から見上げる巨大な崖に圧倒されながらも、ゆっくりと日陰で休憩を取りながら確実に上っていく。トレイルを無事に終え、Market Plazaで昼食をとった後、Williamsへ。Historic Townの古きよきアメリカの雰囲気を満喫。 出発:Grand Canyon 到着:Williams 走行距離:58.0miles(92.8km) 通過州:AZ 給油:1回 見学場所:Grand Canyon National Park, Williams Historic Town モーテル:Westerner Inn

Williams, The Historic Town

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 13時頃、Market Plazaで昼食。土産を買って14時半過ぎにGrand Canyonを出発。この後、今日は Williamsのモーテルへ宿泊。最初はMotel6かSuper8Motelにしようとしたが、Williamsの街中のRoute66沿いのモーテルが良いなと探しているとありました。ちょうど目に入ったのがWesterner MOTEL。雰囲気もよさそうなので、ここに決める。チェックインしてから、Williamsの町をゆっくりと車で流す。ここはまさにRoute66の町。古きよき時代の雰囲気。  アリゾナは暑いばかり思っていたがここWilliamsは意外に涼しい。部屋のエアコンを入れなくても全然平気だ。また、ここでは通りゆく人がカーボーイハットをかぶっているのが目立ったり、モーテルの各部屋の入り口の横にはイスが置いてあったりする。そこに座って風にあたり、暮れゆく風景を眺めているだけでいい。時間がゆっくりと流れている。 Williamsの人口は3000人。町が出来たのは1874年だ。ここはGrand Canyonへ行く鉄道の起点でもある。警笛が何度も長く鳴り響く。広くて、のんびりとした町に何とも平和な感じを醸し出す。古き良き時代の雰囲気。  今度は徒歩で町を見て回る。いかにも古き良きアメリカらしいバーに入ると早速ビールを注文。siera nevadaを頼んだら、シャルドネ(白)がでてきた。でも、冷えていておいしかったのでよしとしよう。それを飲み干した後、「ブラウンビールがいいんだけど」と頼んだら今度はちゃんと出てきた。「これはなんていう名前のビール?」と聞くと、「Oak Creekよ。この近くのSedonaで作っているものよ。」「ブラウンと言うより黒ね。」といっていた。なかなかおいしかった。  SAFEWAYでSierra Nevada6パックと冷凍食品、サラダを買って夕食に。このモーテルにはマイクロウェーブも付いていたのだ。部屋で夕食をとりながらTVを久しぶりに見た。キルステイン・ダンスト主演のチアリーダーのドラマがやっていたのでそれを見た。この影響なんかもあって日本でもチアのドラマがやっているんだろうか?と思いながら。  しかし…キルステインて決して美人でない(子豚ちゃんってイメージだった)はずなのに、なぜか最近見ていて、いい。不思議な魅力。ELIZAB

Bright Angel Trail

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6時過ぎにチェックアウト。6時半にVillage Route(Blue)の巡回バスにジャストで乗車することが出来た。今日はGrand Canyonの谷を下って上って帰ってくるTrail。Bright Angel Trailだ。TrailをIndian Gardenまで行く予定。片道9.2miles(14.8km)の割と厳しいコース。ガイドブックには、往復で6時間から9時間かかるコースと書いてある。上りには下りの倍の時間がかかると書かれているので、6時間で上がってくるとすると、下りは2時間、上りが4時間の計算だ。  Bright Angel Trail HeadがあるHermits Rest Transferで降りると時刻は7時。2時間を目標にIndian GardenをめざしてHeadをスタート。まだ早くてひんやり涼しい。装備はガイドブックにアドバイスがあるように2.5㍑のゲータレードとサンドイッチとチョコレート他をバックパックに詰め込んである。  崖を下るトレイルは、キャニオンの姿を違った形で見せてくれる。高度によって景色が違うのだ。最初は黄色の積層が、そして次に赤い積層が目の水平ラインに見えてくる。リスやトカゲ、鳥、セミなどリムからでは見えないキャニオンの住人が目の前に姿を見せる。11/2-Mile Resthouse(3miles)通過40分、3-Mile Resthouse(6miles)通過1時間15分と快調なペース。距離的にはそろそろIndian Gardenかと感じる頃サボテンの群生地に入ってきた。また"Indian Gardenはまっすぐ進め"の標識があり、まだ先かと思っていると下から上がってくる老人が「おまえさん、どこまで行くんだね?」と聞いてきた。  「Indian Gardenまでです」と言うと「それなら、もうここがそうだよ!この一帯をIndian Gardenと呼ぶんじゃ」。一応は着いているんだ。でも、トイレをと探すと実はこれがGarden一番下のほうにあった。用を済ませ、木陰に入りしばし休憩。時刻は9時。だんだんとアツくなってきた。サンドイッチを食べ、ゲータレードを飲んで充電。15分ほど休んで、上りのスタートだ。  上り始めた頃から、ラバ隊が下ってき始めた。ラバは新鮮な糞を落として行っている。  上りに加え、日差しが強く