Sun Rise, The "Spiritual" Monument Valley

 4時15分に目が覚める。体調よし。シャワーをさっと浴びてMonument Valleyへ出発の準備。あまり早く行って待つのも…と5時20分頃にモーテルを発つ。今日の日の出は6時28分。およそ30分で到着するから6時ちょっと前につくとベストだろう…と車を走らせる。まだ暗い中で山の稜線が徐々に白み始めていた。

 バレーのゲートにつくと、ゲートは閉まっていた。まわりを見渡すと自分以外に他の車はいない。あれあれ、日の出のためにゲートはオープンしないのか?日の出を見に来る人はいないのか?いぶかりながら仕方ない、戻るしかないかと車を反転させしばらく行くと、ヘッドライトがこちらに向かってすれ違った。振り返ってみると、その車もゲートの前で停止している。すると、別の方向からヘッドライト動いてきた。どうやらゲート内を移動してきているようだ。僕も再び車を反転させゲートに向かう。ピックアップトラックから人が出てきてゲートを開けた。どうやら開門は6時だったらしい。危うく戻るところだったがセーフ。ついている。もし早く来すぎたら完全に戻ってしまっていたかもしれない。

 料金所で$5を払いゲートを越える。昨日の撮影場所に三脚を立て日の出をまつ。待っている時間が何とも言えない気分。空はだんだんと白みはじめ、風は柔らかく抜けていく。スピリッチュアルというのはこういう気分の言うのだ。ただ、ただゆっくりとバレーが明けてくるのを見ているだけで涙が出てきた…。

 はるか遠くの地平線の上に漂う雲がだんだんと赤くなる。そして赤くなった雲のひだがさらに燃えるように、さながらバーナーで焼かれた金属の端のように真っ赤に光り輝く。と一条の光が輝き始める。わずか10分程の至上の時。たった10分程のこの時間がフリーズされた。最初はMonument Valleyはちょっと立ち寄るだけ予定を変え、Kayentaに泊まり、Sun set, Sun riseを見ることができたことは最高にリッチな体験となった。

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